記憶力日本一を5度獲った私の奇跡のメモ術
社内異動することになり、扱う製品も文化も異なる部署に異動した。
製品の部品名が覚えられない、新しくお付き合いする社内外の人の名前と顔を覚えられない、業務ルールがなかなか身に付かない。
なかなか仕事の流れに乗れずに悩みながら日々過ごしてます。
先日野球の野村克也さんの一言「メモを取ることが弱者を強くする」を見て、これだと思い一気に読みました。
メモを取ることで単純に記憶力を強化するだけでなく自分のモチベーションや精神状態にまで良い効果を与えることができる。
メモを取ることの意味深さを知ることができました。
①記憶力を強化するには
メモにストーリーを与える。一時的な記憶(ワーキングメモリー)は非常に容量が小さい。覚えたつもりでも次の瞬間には忘れてしまう。人間はストーリーがある方が記憶に残る。昔、元素周期表を水兵リーベ・・・と覚えたのと同じ。メモを書いた日付、出席者、その時の雰囲気等後でイメージしやすい情報を書き加える。そのイメージから芋づる式に記憶したい内容が思い起こされる。メモに→や!を書くのもストーリーに繋がる。人に教えるとその行為自体がストーリーになる。
②記憶に定着させるには
記憶に積極的にアプローチする。翌日にメモを見返す。見返す時間を前もって設定しておくと、習慣的に記憶にアプローチできる。時間をあけてからアプローチしないように少なくとも翌日にはアプローチする。
③メモの有意義な応用方法
緊張している時はただでさえ容量の小さなワーキングメモリーがパンクしている。忘れたらどうしよう、言い間違えたらどうしようとワーキングメモリーがパンクしている。緊張したらその時に考えている不安要素をメモに書き出せば良い。書き出せばワーキングメモリーのパンクを抑えることができる。
嫌なことがあっても成功した、成長したとメモをすれば良い。ストーリーで記憶することを逆に利用して、良い記憶に書き換えれば良い。どんな失敗も得たものはあるはずだから成長したストーリーにしてしまえば良い。
目標はメモをして書き出す、貼り出す。しかもイメージをつけて。そうすることで勝手に目標達成するにはどうすれば良いかと考え行動するようになる。
メモを取ることをスタートに記憶力アップや応用方法を知ることができた。総じて言えることは、イメージすること。イメージしながらメモを取ること、イメージしやすいメモをとること。そのメモとイメージに積極的にアプローチすること。
この感想も本を読んで得たことにアプローチして記憶に定着させる一助になっていると思う。