「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」過去の偉人も現代人と同じ悩みを持っていた

 

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

 

 

現代人が抱える悩みは現代特有ではなく
ずっと昔から人類が抱えてきたものと同じである。
 昔の偉人たちが私達と同じ悩みをどのように捉えて対処してきたのか知ることができます。
 特に印象的であったのは「緊張」。
 私自身も人前に立つことが苦手であり過剰に緊張してしまう。
 現代人である私が日常的に感じている悩みを仏教の開祖であるブッダも同じように悩んでいたことを知ることで悩みを必要以上に深刻に感じずに少し軽い気持ちで捉えることができます。

仏教でいう無常とは、この世の全ては流れていつかはなくなってしまうということ。人に良く見られたいという気持ちから生まれる緊張もその場が終わってしまえば、過ぎ去ってしまうもの。であるなら、過去や未来を過剰に意識せずにその瞬間だけに集中すれば良い。仏教でいう集中とは瞑想を意味する。

 「瞑想することで悩む人から悩みを観察
する人になれる」という一文が最も記憶  に残りました。緊張を抑えようとするのではなく、ありのままに観察すれば良い。どのように緊張しているのか、体や心の状態はどうなのか客観視すれば良い。
客観視することで緊張から距離を置くことができる。緊張を抑えるのではなくて距離を置く。この感覚を身に付けたい。